国立オペラ・カンパニー 青いサカナ団





Repertory -公演詳細-

La fin d'eclair 国立オペラ・カンパニー創立20周年記念 第30回公演 歌劇『輝きの果て』
劇場案内


青いサカナ団が20周年という節目の年に発表する本作は、芸術監督;神田慶一の第12作目となる新作オペラです。
新国立劇場では昨年の『マーマレイド・タウンとパールの森』から1年半振りですが、今年8月には金沢に於いて子供を主役とした新作『終わらない夏の王国』を発表したばかりで、4か月という短いインターバルの後に発表する意欲作となります。
かつて「ウタ」の世界で頂点を極めた一人の男が、年老いて一線を退いたその後、人生にとって最後の日を迎えた時の物語。残された限られた時間に、彼は何を行い、何をこの世に残そうとするのか。
この架空の職業「ウタヨミ」の人生を縦軸に、戦争の影が見え隠れする近現代の時代背景を横軸にして今回の物語は彩られています。そして何よりも今回の見どころは、「マカロニ・ウエスタン」を目指している作品である事! 決して設定は西部劇ではありませんが、その骨格に「ウエスタン魂」を感じて頂けると思います。
これは「現代の寓話」であり、同時に未来への希望の種を蒔くファンタジーでもあるのです。神田慶一の描き出す、新しく、どこか懐かしい「新作寓話」を、是非ご堪能下さい!

<あらすじ>
それは、「ウタヨミ」が生きていた時代の物語。すぐ近くまで戦争の気配が近付き、不穏な日々が続いていた時代の物語。
ある晩、酒場に怪我を負った男が飛び込んで来た。怪我の手当をする酒場の女主人は、この男が伝説の「ウタヨミ」であることを知る。かつて平和だった時代には「ウタヨミ」は時代の寵児であり、ヒーローであった。しかし戦争の影が濃くになるにつれ、「ウタヨミ」は減少し、最近では見かけなくなっていた。噂を聞き付けた町の人々が「ウタヨミ」を一目見ようと押し掛け、店は大騒ぎとなる。
その時、突然窓の外で閃光が煌めいた。隣町で「何かが起こった」らしい。
そこへ治安部隊を名乗る軍人がやって来る。しかし彼等は実は、「ウタヨミ」を探しに来たテロリストだった。年老いた「ウタヨミ」は酒場の女主人や町の人を救う為に、「人生最後のウタを詠む」決心をする。そして…。




Member introduction

原作/脚本/作曲/指揮/演出
神田慶一

Cast
出演;
田代 誠(テノール)
飯田みち代(ソプラノ)
所谷直生(テノール)
石川公美(ソプラノ)
浅山裕志(テノール)
齊藤大輔(バリトン)
岡林景子(ソプラノ)
浅野 哲
小沢望海
青木哲也

管弦楽;
Orchestre du poisson bleu
合唱;
青いサカナ合唱団

Staff
美術;
八木清市
照明;
大石真一郎

舞台監督;
岩戸堅一

副指揮;
辻 博之
コレペティトゥール;
澤田加能子

チラシ原画;
神田慶一




田代 誠
(テノール)

飯田みち代
(ソプラノ)

所谷直生
(テノール)

石川公美
(ソプラノ)




浅山裕志
(テノール)

齊藤大輔
(バリトン)

岡林景子
(ソプラノ)





主催;国立オペラ・カンパニー 青いサカナ団
助成;三菱UFJ信託芸術文化財団
協賛;ドイツ証券株式会社/株式会社 虎屋/ブラザー工業株式会社
協力;株式会社ニューズ・ツー・ユー

問い合わせ;国立オペラ・カンパニー 青いサカナ団 
Tel;03-5340-4277  Mail;aoi-sakana@pop13.odn.ne.jp










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